ONION商標・総務部のメンバーが、知財事務所員の日常をお伝えします。

四季のベストショットをお届けするのがモットーのこの企画。

12月も半ばになって、朝や夜はやっとこの時期らしい寒さになってきましたが、この秋は長かったですね…いや、それとも、「夏」が非常に長かっただけで、秋はあっという間に過ぎ去ったのでしょうか。

そんな、四季の感覚もよくわからないままの11月は、京都→福島→盛岡→松本と、毎週末 西へ東へとサッカー遠征に行きまくり、山へ行く時間が全く取れませんでした。選手も大変ですが、サポーターもなかなか忙しかったです(苦笑)。

そんな中から、まずは福島の思い出です。会津地方には朝ラー(朝ラーメン)の文化があるのですが、福島市に今年オープンした喜多方ラーメンのお店で朝食を。
『喜鈴(きりん) 福島鎌田店』が福島市にオープン!地元醸造所の醤油が香る、3種類の喜多方ラーメンを堪能(日刊CJ Monmo web)https://www.cjnavi.co.jp/gourmet/20241108newopen-kirin/

朝7時からラーメンなんて食べる人いるの?なんて思いましたが、お店は大繁盛、20分くらい待ちました。喜多方ラーメンはスープが澄んでいてあっさりしているので食べやすく、朝から美味しく頂きました。

さて、福島市にはいつもは東北道で行きますが、帰りは常磐道で帰ろうと相馬市方面へ。
途中の浪江町に、「請戸(うけど)小学校」という、東日本大震災の 震災遺構があり、今回はそちらに立ち寄りました。
https://namie-ukedo.com/
浪江町といえば、津波後の原発事故の影響での被災というイメージが強い気がしますが、海沿いの請戸地区は津波の被害も大きく、このエリアだけでも津波による死者が127名、行方不明者27人と大変多くの犠牲者が出たそうです。
校内を歩いて回ることが出来るのですが、津波の恐ろしさ初めてこの目で見て、しばらく言葉を失いました。なかなかシャッターを押す気にならず、この写真を撮ったときには、到着からかなりの時間が経過していました・・・
よく見てください。空気孔の鉄のカバーさえも曲げてしまう津波のパワー…恐ろしいですね。
(校舎の壁に津波到達地点の青い看板表示がありました。)
しかし、この小学校では、幸いにもすべての児童、教員が避難することができ、一人も犠牲者を出すことがなかったそうで、「奇跡の小学校」と言われているそうです。少し救われた気持ちになりました。

一方、浪江町、双葉町では、「帰宅困難区域」を囲むものとして設置されたバリケードも、この目にしました。10年以上たっても復興は道半ばであることを思い知らされました。

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岩手県盛岡にも行きましたよ。盛岡の町中からは岩手山がどーんと見えます。
岩手県といえば、宮沢賢治石川啄木ですね。盛岡には、「石川啄木新婚の家」があり内部を見学することが出来ます。
「ふるさとの山に向かひて言うことなし ふるさとの山はありがたきかな」
このふるさとの山は岩手山をさしているのでしょうね。

盛岡の最後は、「岩手銀行赤レンガ館」。
東京駅を設計した建築家 辰野金吾氏の設計です。盛岡の町は明治期のレトロな建築物が多く残り、まさしくノスタルジックタウンでした。
東京からは新幹線で3時間半位ですし、食べ物、お水もおいしく、街歩きもとても楽しかった盛岡、また訪れたいと思います。

この11月に見た景色は、素晴らしい自然も、誇るべき歴史も、そして悲しい現実もありました。そのいずれも、私の心を揺さぶるもので、これからも日本を大事にしていこうと思わせてくれる旅の記憶となりました。

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今回は以上です。
2024年の総務部スタッフの旅の投稿はこれが最後になると思いますが、おつきあいありがとうございました。
今後も、身近な日本から遠い世界まで、素敵な体験と風景を求めて、旅する予定です。

また面白い写真が撮れましたら、こちらでご紹介させていただきます。

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